固定電話とIP電話って何が違うの?IP電話のメリットを紹介!

固定電話とIP電話って何が違うの?IP電話のメリットを紹介!

「IP電話」という言葉を最近よく聞くようになったと思いませんか?実は今後日本の固定電話はすべてIP網を使ったシステムに移行することが決まっています。とはいえIP網と言われてもよく分からないという人も多いかもしれませんね。

そこでこの記事ではIP電話の基本的な仕組みと固定電話との違い、料金面でのメリットを紹介したいと思います。

1.IP電話の仕組みと固定電話・光電話との違い

IP電話の仕組みと固定電話・光電話との違い

まずIP電話の基本的な仕組みを見てみましょう。詳しく説明するととても複雑になってしまうので大まかに説明したいと思います。IP電話とは一言で言えば「インターネットを使った電話」です。一般的なNTTの加入電話はアナログ回線とデジタル回線を使っています。これらの回線は「メタル線」と呼ばれる電話線を日本中に巡らせて電話がつながるようにしています。

アナログ・デジタル回線の場合は受話器に入力された音声信号が電気信号に変換された回線を通ります。回線の途中には「交換局」という施設があって電気信号を相手先に送り届けています。相手の受話器にとどいた電気信号が音声信号に再変換されると通話ができるようになります。通話先が遠ければ遠いほど通過する交換局が多くなり、通話料金が高くなるのが特徴です。

一方IP電話は信号の送り方がアナログやデジタル回線とは違うので交換局が必要ありません。そのため距離によって通話料金が左右されることはありません。ADSLや光回線などのインターネット回線を使って相手先にデータを送ります。そのため全国一律の料金になります。

IP電話と光電話とは何が違うの?

IP電話も光電話もインターネット回線を使っているのは同じなので、光電話はIP電話の一種と言えます。ただし光電話は光回線を利用した電話であるのに対して、IP電話はADSL(アナログ回線を使ったインターネット)、モバイル通信、CATV、光回線などを含めたインターネット全般の電話システムを指すので、IP電話の方がより広範囲のサービスを意味します。

光電話を含むIP電話の種類は多いですが、大きく分けると「050」で始まる電話番号が与えられるIP電話サービスと、「03」など一般固定電話のような電話番号が与えられるIP光電話(光電話)に分けられます。050系のIP電話とIP光電話との違いには以下のような点があります。

緊急通報(110,119)
IP電話:× 光電話:〇

フリーダイヤル
IP電話:× 光電話:〇

通話品質
IP電話:△ 光電話:〇

電話番号
IP電話:050~ 光電話:03など一般電話と同じ番号

事業者
IP電話:主にプロバイダ 光電話:主に通信業者か電力会社

光回線の通話品質は素晴らしいですが、それ以外のインターネットを使ったIP電話は状況によってあまり品質が良くない場合があります。

2.IP電話は料金の安さが魅力!

IP電話は料金の安さが魅力!

IP電話は月額料金と通話料金の安さが魅力です。それぞれNTT加入固定電話と比べてどれくらい安いか見てみましょう。

NTT加入電話とIP電話の月額料金比較

NTTのアナログ回線と050系IP電話の一般的な月額料金を比較しています。IP電話の基本料金はプロバイダによって違いますが、ここでは「楽天コミュニケーションズ」のプランを参考にしています。

月額料金
アナログ電話 IP電話
プラン/取扱所 1級取扱所 2級取扱所 3級取扱所
NTT加入電話
プッシュ回線用
1,600円 1,600円 1,700円 380円
NTT加入電話
ダイヤル回線用
1,450円 1,550円 1,700円

月額料金はわずか380円とかなり安いです。光電話の場合は基本的に500円かかるのでそれよりも安いです。インターネット回線を使う分、光電話と同じようにインターネット料金がかかりますが、インターネットを普段からよく家で使う場合は特に大きな問題にはならないでしょう。

なお番号発行手数料が申込時に500円かかります。

NTT加入電話とIP電話の通話料金比較

続いて通話料金の比較です。3分間通話する場合の料金を見てみましょう。以下の表はIP電話から一般電話にかけた場合の料金です(IP電話同士では無料)。

距離段階 昼間(午前8時~午後7時) 夜間(午後7時~午後11時) 深夜 (午後11時~午前8時) 全日
事業者 NTT/NTTコミュニケーションズ 050IP電話
県内 区域内 8.5円 8円
区域隣接~20km 20円 20円
20km~60km 30円
60km~ 40円
県外 隣接~20km 20円
20k~30km 30円
30k~60km 40円
60k~100km 60円 40円 30円
100km~ 80円 70円 40円

光電話と同じく050IP電話もかなり通話料金が安くなります。しかもIP電話サービス同士なら無料なので、相手によってはいくら話しても通話料がかかりません。距離や時間帯にも影響されないので、電話を頻繁に使う場合にはお得なサービスと言えるでしょう。

3 .まとめ

IP電話には光電話を含めて様々な種類がありますが、月額料金も通話料金もお得な固定電話サービスです。現在ADSLインターネットを使っている場合も利用可能なので、現時点ではまだ光回線がサービスエリア外の地域では役立つでしょう。ただ今後は光電話が主流になることが予測されるので、新規に申し込む場合はIP光電話が選択肢になりそうです。

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